マリンスコーレ

-三宅島の大きな祭り-

マリンスコーレって何...?

 まずマリンスコーレとは島の夏の風物詩となっている商工会主催の夏祭りです。阿古地区にある、ふるさとの湯の駐車場で7月下旬に行われています。島中の人が集まってとても賑わう祭りです。
 なぜマリンスコーレを選んだかというと、三宅島は鳥や巨樹というイメージが強いと思いますが、お祭りも賑わっていて楽しい!というのを皆さんに伝えたかったからです。また、三宅島のお祭りの中でも私はマリンスコーレが好きなので、マリンスコーレの良さを伝えたくて選びました。
 日程は7月下旬、時間帯は午後4時くらいからマリンスコーレは行われます。駐車場はガードマンさんや警察官がいますのでわかりやすいです。来るのが遅いと駐車場が混んでしまいがちなので、早めに来るのがおすすめです!
 お手洗いは一箇所あります。夜になると人が結構混み、暗くなるので小さいお子様と一緒に来る方は気をつけてください!
 帰りの際には、特別に村営バスが来るようになっていますので、徒歩の人もご安心ください。

マリンスコーレで行うこと

カラオケ大会

 ステージで行われる演目の中でもカラオケ大会は、2022年から始まったものです。みんな一人ずつステージの上に立って歌い、みんなが歌い終わったら、投票で誰が一位かを決めて、一位の人には豪華な商品が待っています。ステージで多くの観客がいる中で、歌えるというのはとても素晴らしいことです。誰が一位か発表するとき、歌を歌っていない人でもドキドキしてしまいます。
 本州のお祭りは、カラオケ大会というものはないのではないでしょうか?そこは、本州のお祭りと違う点の一つです。

屋台

 色々な屋台がズラッと並んでいます。焼き鳥・焼きそば・唐揚げ・わたあめなど…です。三宅島の特産物を生かした屋台もあります。例えば、明日葉、パッションフルーツなどです。しかし、本州にある鈴カステラや、いちご飴などは残念ながらありません。屋台は被っているものが少ないので、たくさんの物が販売しています。
 行列ができる屋台も多々ありますが、その時間もお友達と話せて、素敵な時間です。屋台で買ったものを食べながら、周るのもとてもいい時間です。食べ物を買ったら、座って食べながらステージの演目を見てゆっくりするのもいいですね。

花火

 マリンスコーレの大トリは大きく夜空に輝く花火です。とてもきれいな花火が海の上に上がって、その花火が海面にも映りとてもきれいです。他のお祭りは最後に花火を上げるということがないので、マリンスコーレだけ花火が上がります。特別感?があってとてもいいですね。
 花火の形は色々な形で舞い上がります。例えば、普通の丸い形・魚・アニメのキャラクターなど…今舞い上がった花火がどんな形の花火か、考えながら花火を見るのもいいですね。
 花火が終わったら、マリンスコーレは終了なのでとても寂しいですが、花火を見ている最中でも色々な思い出ができます。

東京都の祭りと三宅島の祭りの違い

 本州は本州でも都内と三宅島だとお祭りの内容は全然違います。屋台が出ているというところから見ると同じかもしれませんが、三宅島は三宅島の特産物を生かしたものを販売している屋台が多くあり、それに都内のお祭りには三宅島の屋台には販売していない鈴カステラや、りんごあめがありますよね。そこも大きな違いではないのでしょうか?
 そして、なんといっても、都内のお祭りにステージはない!!!踊ったりというのは三宅島のお祭りにもありますが、本州のお祭りにステージがあるというのは聞いたことがありませんよね。そこは大きな違いの一つだと思います。
 あとは、お祭りをやる場所の広さではないでしょうか。三宅島と都内の面積は大きく違うので当たり前ですが、本州は地区全体で、三宅島は地区のどこかでという感じで違うと思います。そこのは人の人数も関係しているかもしれませんね。
 あとはお祭りに参加する年齢層です。本州は十代から三十代がよくお祭りに行くのですが、三宅島は若い人たちでも年齢が高い人でもマリンスコーレに参加しています。

 年齢層の広いお祭りなため、どの年代も楽しむことができます!ぜひ三宅島に来たら、マリンスコーレに行ってみてください!!!!!!!