名古の展望台

八丈島の絶景を独り占め

名古の展望台

名古(なご)の展望台は八丈島の末吉にある、高さ約180mの断崖の上に建てられた展望台です。
展望台から見て右側には、崖の間を流れる滝があります。展望台から下を見ると、弓の形をした洞輪沢港(ぼらわざわこう)があり、漁村を見ることが出来ます。
晴れた日には、太平洋に浮かぶ青ヶ島の島影を見ることも出来ます。
古くから名月鑑賞の場としても有名です。
八丈八景の一つにも選ばれている、八丈島に来たら絶対に訪れなければ損する場所です。

八丈八景に選ばれている他の場所

大阪夕照(おおさかせきしょう)

ここは、八丈八景の中で一番有名な絶景スポットです。
昼間にもここからの景色を眺めるために人が集まりますが、、海と夕日と八丈小島が一度に見ることのできる夕方頃が一番おすすめです。
季節ごとの夕日の動きを示す早見表が、道路沿いの欄干にかけてあります。
これを参考にして、八丈小島と夕日の景色の変化が観察できます。

神湊帰帆(かみなときはん)

神湊を、道路を挟んで左に見える小高い丘のことを「火立て場」といいます。
八丈八景の一つである神湊帰帆は、この火立て場から見ることのできる景色です。
神湊自体はただの漁港で景観とはいえませんが、小高い場所から見ると景色が大きく変わります。

藍ヶ江落雁(あいがえらくがん)

ここは、天然の地形を利用した「八重根」や「神湊」と並ぶ良港である「藍ヶ江港」から見ることのできる景色です。
かつて、月明かりの元、雁が列をなして飛ぶ姿が見られたのでしょう。
また、藍ヶ江の磯辺に落つる雁がねは などて都を捨てて来ぬらん(藍ヶ江の磯辺に落ちる雁がねはどうして都を捨てて来るのだろう)とうたわれ、詩情が湧くところです。

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